2023/12/14

本日の相場予想

早朝4:00にFOMCが発表されたが、来年の利下げ０.75％（3回）と事前の想定よりかなりハト派に。
これによってかなりの円高が進行。流れとしてはドルは売り方向に傾いたが、市場が日銀の緩和に関して過度に期待しており日銀発では円高がやや行き過ぎていると思われる。
FOMCの結果を受けて中長期では円高進むと思われるが、来週の日銀では緩和の可能性低いと思われ、短期的な円安となると予想。
尚、本日は（予想が難しいが）前回安値（142円）付近での反発を見るに一時的に利確や押し目買いにより円安方向も、ECB・日銀を控え小動きか。。。

本日の重要指標

22:15　欧）ECB
22:30　米）小売売上高
22:30　米）新規失業保険・失業保険継続者数

相場観

• FOMCは予想以上のハト派な結果になり、円高進む。
• アメリカの来年の利下げ3回がコンセンサスとなり、中長期的には円高ドル安に進むものと思われる。
• 本日ECBにより、ユーロもアメリカ同様にハト派だった場合にはユーロ安進む。
• 日銀については植田総裁の「チャレンジング」発言で早期緩和修正の思惑から円高に振れてきているが、（ブルームバーグでの日銀関係者の発言からも）今会合で修正となる可能性は低く、先走って織り込んできた感も強いことから悲観売りによる円安への流れへの回帰も想定される。
• 総じて、日銀後に一時的な円安回帰となった後、中長期的には日米金利差の縮小を見越した円高方向へ進んでいくものと思われる。

トレード

ニューヨーク時間にドル円をlongもFOMC受けての円高で損切り。
指標発表前のギャンブルトレードの部分もあり反省。
ストップロスをしっかり出来た部分は良かった。