2023/12/16
- 2023.12.16
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昨日の相場
全体としては小動き。
17〜18時に欧州の重要指標の発表あり。インフレ鈍化を示す内容が多くユーロ安が進む。
その後のNY時間でのNY連銀指数は大幅悪化したものの、NY連銀総裁の「利下げについて全く協議していない」「3月利下げについて考えるのは時期尚早」などの早期利下げ期待を否定したことでドル高が進んだ。
尚、米PMIは製造業で予想より悪化・サービス業は予想より上昇でまちまち。
本日の重要指標
相場観
- タカ派であった欧州は指標悪化で通過安、ハト派であった米国はNY連銀総裁の早期利下げ牽制発言から通貨高となる。ユーロドルは下落したが米国のインフレ鈍化が如実に現れてきており、ドル高も長くは続かないかと思われる。
- 日銀については植田総裁の「チャレンジング」発言で早期緩和修正の思惑から円高に振れてきているが先走って織り込んできた感も強いことから、来週の会合が無風となった場合(修正無し、コメント変更無し)悲観売りによる円安への流れへの回帰も想定される。
テクニカル
【ドル円】
日足では長期に続いてきた上昇チャネルを明確に下抜け。4時間では安値で141.5-142.5でレンジを形成しているが下目線であり下方圧力強く抜ければ141円割れが濃厚。
但し、円相場は来週の日銀次第でもありテクニカルの信頼性は高く無い時期。
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